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桑の木オーナーズ倶楽部

福知山市大呂村の皆様と養蚕モデルの土地を確保して、その育成に努めています

京都府綾部一帯は、明治大正時代には「蚕都」と呼ばれ、3万軒の養蚕農家を擁していましたが、現在では京都府内には福知山市に僅かに4軒の養蚕農家が残るだけとなってしまいました。

日本の絹文化の継承・発展の為には、国内の繭生産の復活が不可欠です。そこで、塩野屋では2010年12月より、その農家4軒と第2次5年契約を結んで繭を購入し、安心できる品質の高い絹材料の生産に踏み切りました。

塩野屋の養蚕復活コンセプトは下記の4点
  • 1)全齢桑の葉飼育と蚕種のオリジナル性の活用
  • 2)生繭での糸引き・真綿生産による材料品質の向上
  • 3)副産物の有効利用
  • 4)無化学飼育への移行

これらを基本に日本の絹文化の維持発展を目指します。

福知山市大呂村の皆様と養蚕モデルの土地を確保して、その育成に努めています

根源的には絹織物の原点は農業にありますので、福知山市大呂村の皆様と養蚕モデルの土地を確保して、2008年5月に桑の苗木900本を植え、現在その育成に努めています。2010年も100本近くを植えて1000本以上の桑園になりました。

また、桑園の隣に蚕の飼育施設場を建設しました。蚕の飼育の研修場として皆様にも開放する予定です。オーナーの皆様には、ツアーの時には是非見に来て頂きたく思います。近くには、福知山市が管理する大呂自然休養センターもすぐ傍に有り、宿泊も出来ますので養蚕の実際を体験できます。


消費者の方々にも是非、日本のこの養蚕復活プロジェクトの一環に加わって頂き、是非、桑の木のオーナーになっていただければ幸いです。オーナーになっていただきますと、桑の木1本につき1万円の年会費(一年間有効)を納めて頂きますが、一切の権利や義務は発生いたしません。桑の木の管理や蚕の飼育は塩野屋が致しますので、その実態を時々見に来ていただけると嬉しく思います。

福知山市大呂村の皆様と養蚕モデルの土地を確保して、その育成に努めています

皆様がオーナーとして育てた桑の木から作られる絹製品については、たくさんのご好意が詰まった商品として大切に消費していただけるものと信じています。 今後は使い手の希望や夢を直接聞いた上での物創りを実践していきたいと思います。今年から桑の木オーナー様との懇談会を開催して、希少な日本の絹から創られる絹文化の発展に貢献出来れば幸せです。

出来る限りたくさんの京都出身の絹製品をお届けできるよう頑張ってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

桑の木オーナー特典

  • 1)入会時に都浅黄生繭のハンドタオル(5,000円相当)をプレゼントします。 ※1年間の桑木1本から飼育した約100頭の繭で作れる50cmの長さ
  • 2)直接購入の時、塩野屋のほとんどの商品を一割引で購入していただけます。
  • 3)副産物から開発した新商品を、随時紹介してモニターを募集いたします。 ※繭水化粧水・桑の葉茶・蛹石鹸・繭枕など
  • 4) メールもしくは郵送で塩野屋が今考えている事やイベント企画などの情報を随時お送りします。
    もし不要であるという場合はお知らせ下さい。
  • 5)塩野屋のセミナーやツアーにご優待で参加いただけます。 >>詳しいご案内はこちら ※オ-ナー登録の継続については随時ご連絡いたします。

桑の木オーナーお申し込み

年会費桑の木1本につき1万円(一年間有効)
振込先三菱東京UFJ銀行・西陣支店・普通・1095105 塩野屋
送付先京都府亀岡市曽我部町南条宮田筋16-89 1階
TEL090-3167-2284
E-MAILhanzo@shiono-ya.co.jp
URLhttp://www.shiono-ya.co.jp/

桑の木オーナー申込書のダウンロードはこちらから

養蚕振興協議会について

養蚕に関しまして、養蚕振興協議会という組織を今年から作り、新規養蚕従事者を応援して行こうと考えております。
この研究会は、日本の養蚕を現代に即応した形で農業の中に展開させる手法を各地域で追求し、その純国産の特徴を発揮し、促進する技法を研究構築することを目的とします。

【名称及び事務局】
この研究会は、養蚕振興協議会と称し、事務局を京都市上京区千本通一条下ル西中筋町十三番地の(有)織道楽 塩野屋内に置く。
【研究会の構成者】
この研究会の構成者は、次の関係者をもって構成する。
  • 1)農業者又は農業希望者
  • 2)製糸・撚糸・精練・染色各業者
  • 3)製織業者
  • 4)加工業者
  • 5)販売業者
  • 6)本会の趣旨に賛同する個人
  • 7)公益団体と大学等研究機関
【事業】
この研究会は、目的を達成するため、本年度は次の事業を行う。
  • 1)オリジナル蚕品種の飼育方法を新規養蚕農家希望者に指導する。
  • 2)特定した飼育方法からサンプル繭を作り業者に研究委託する。
  • 3)無化学・無肥料・無消毒の製造工程を経て商品化されたものと一般の商品との臨床的比較をするために販売業者を通じて消費者モニターに回答を求める。
  • 4)各地域に桑園を作り、日常の中に市民運動として養蚕を位置づける。
  • 5)会員相互の信頼と情報交換の機会を提供する活動。
  • 6)その他必要と認められる事項。
【会費】
  • 1)個人会員は、入会時に年会費1,000円を納入し会員となる。
  • 2)法人会員は、入会時に年会費5,000円を納入し会員となる。
  • 3)有効期間は納入時より1年毎の更新となる。
【会員登録と新規会員へのお願い】
  • 1)指定の申込用紙に住所他を記入して、郵送もしくはファックスでお申し込みください。
  • 2)入会時に、21年度京都の養蚕のDVDを渡しますので、養蚕をビデオで勉強してください。
  • 3)入会して数ヵ月後にビデオについての質問や疑問解答例のプリントが郵送されるので回答をお願いします。
  • 4)イベントへの参加も塩野屋のHPなどで案内を致しますので、ご参加をお願いします。
年会費1,000円(個人) 5,000円(法人)
振込先三菱東京UFJ銀行・西陣支店・普通・3978506 服部芳和
送付先京都府亀岡市曽我部町南条宮田筋16-89 1階
TEL090-3167-2284
E-MAILhanzo@shiono-ya.co.jp
URLhttp://www.shiono-ya.co.jp/

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