2008年05月09日
桑蒸茶を作りました~!!!
[塩野屋絹だより]
まずは塩野屋の京北町の桑園へ行き、新芽を摘み取りました!
桑茶が作れるのは、この春一番の新芽のみ!柔らかさが、大切だそうです。
一緒にツアーに参加した小さな子でも、上手に摘める柔らかさ。
摘みたてをもって、すぐに福知山の養蚕農家・桐村さんのところへ!
まずは、薪を炊いて、蒸し器を用意。
蒸し器一杯の葉をつめて、2~3分、蒸気が上がるまで葉を蒸します。
蒸しあがったら、台に広げて、これからが勝負!
アツアツのうちに、厚いゴム手袋をして揉み込みます。
しばらく揉むうちに、葉も茎も柔らかくクタクタになり、汁が出てきます。
十分、となったところで、汁を絞ります。
その葉と茎を広げて荒熱をとります。
その後、乾燥機へ入れてカラッカラになるまで、乾燥。
(2回ほど乾燥機にかけるそうです)
体に良い桑茶は、乾燥葉や、パウダーで色々売られていますが、
桐村さんのお茶は、普通の緑茶のように新芽を摘んで、蒸して揉んで乾燥させて・・・。
自分たちの体の為にとつくり始めた自家製のオリジナル桑蒸茶が評判となり、
この8年毎年、新芽が摘める3日間限定で、30kg(乾燥状態で)だけをつくり、
知り合いに分ける分だけを作り続けてきたそうです。
体調不良だった桐村さんは、むかし宇治茶を作っていた経験を思い出し、
自宅の桑葉を使って、作り始められました。
胃がん手術をされたご主人は、ずっとこのお茶を飲みつづけ、早7年!
今も元気で畑仕事!!!
奥様もお通じが良くなって、お肌もつやつやと元気そのもの!
私たちも昨年から少し分けていただきましたが、本当に、お通じが◎。
ちなみに、一般的な桑茶の効能は・・・
・高血圧改善
・高コレステロール改善
・中性脂肪抑制
・血糖値改善
・腸内環境改善
桐村家では、毎晩一掴み(写真量くらい)を4リットルやかんに入れて、
強火で沸騰したら弱火で5分、あとは自然にさましておいて、
翌朝に朝は冷蔵庫へ入れて冷茶、冬は温めて飲むそうです。
(急須にお湯をさして入れてもOKですが、
栄養も味も煮出すほうがよいみたい、とのことでした)
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桑蒸茶にご興味のある方は、
京都本店宛にお問い合わせください。
桑の木オーナーさんを優先に、限定数でお分けする予定です。
TEL 075-461-1995 (FAX・1997)
e-mail ori@shiono-ya.co.jp
投稿者 orihanzo : 01:20
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