2009年06月26日
レポート/ 「シルク カフェ」前夜・・・
[塩野屋絹だより]
いよいよ明日から、念願のシルクカフェOPENです!
今回のお料理担当、
カンブツカフェの按田さんを尋ねます。
入り口レジ脇には、
チラシと限定のお持ち帰り商品で宣伝されています!!!
奥では、おいしそうなプリンが焼きあがったとか。
シルクセリシン入り、さらに想いやり生乳入り!?
美味しくないわけがない!
その名も「なめらか、想いやりプリン」。すごい。
そして、ナント、明日とあさって二日間限定の
想いやり生乳ソフトに無料トッピングサービスがあるとか?
ちょっと、食べさせてオクレ・・・
むちゃくちゃウマイやんか~、これ!(当たり前ですっ?)
このトッピングは
「桑三昧グラノラ」+「桑の葉とオリーブオイルのクッキー」
両方、オリーブオイル・オルチョ使用!
こちらも、すごいでしょ。食べたいでしょ。
詳しくは、按田シェフブログを見てね。
みなさま、早い者勝ち!ですよ。是非。
詳細はこちらでご覧いただけます。
⇒ シルク カフェ
投稿者 orihanzo : 21:34
2009年06月01日
蚕具の消毒
[塩野屋絹だより]
年間何回も蚕を飼育すると、汚れた蚕具から、病原菌が蔓延する事があります。
そのために農家は以前はホルマリン消毒をしていたのですが、
現在は発がん性が有るため使用禁止になっています。
(蚕は消毒には強いのですが、副産物の糞を回収するには無消毒が基本です。)
そこで、新しい消毒の指導を農家にしに来ていただきました。
特に今回は玉小石という、玉繭(二頭が一緒になってつくった繭のこと。
これは二匹分の糸が絡んでいるため、糸がほぐれにくく、座繰りで紡ぎ糸にするか、
真綿作りに使用。ここれも稀少となっており、塩野屋では真綿にすべく飼育を依頼しています。)
をつくりやすい、特殊な蚕を飼う事になっています。
この蚕のためには、繭を作るときの簇(まぶし。足場となる蚕具)を、
昔ながらに藁で編んだ簇を使用するのがベスト。
足がかりの多い藁簇のほうが、断然玉繭をつくりやすいからです。
綺麗な消毒水が真っ黒になっています。
消毒後は、天日乾燥。
蚕は育ち盛り、桑葉をおいしそうに食べています~。
投稿者 orihanzo : 09:37