織の道を楽しもう

喜右衛門のひとりごと

[1]喜右衛門のルーツ 2006年02月09日 19:05
[ 喜右衛門のひとりごと]

喜右衛門である私は江戸時代の前期の1600年代の中頃に生まれました。
というのもまだ戸籍も確立していない社会情勢だったから生年月日は不明です。
今の滋賀県近江の国の現在は甲賀郡甲南町塩野という地に生まれた漢方医の次男坊でした。
元は、奈良に都が有った頃、薬師寺建立の時に鋳造技術者らと一緒に日本に渡ってきた帰化人
(中国から帰化した)の織物技術者スペシャリスト集団。
ご存知、忍者・服部半蔵も同じ一族らしいのです。

今で言えば拉致されたとは思いませんが、家族を捨てて単身日本の奈良の都に来たことを思うとき
心は悲しさで一杯になります。その後、京都の平安京に都が移されたときに、
奈良から東の地に領地を開拓する命により移り住んだとあります。
一方、一族は三重の伊賀にも移り住み、今も服部家が残っています。
後の世では甲賀・伊賀と主を異にして戦わねばならない運命も悲しいことでした。

今の時代のほうが平和で楽しいことも一杯ですが、それなりに江戸時代の日本も素晴らしい文化と
日本人としての人間性を育んだ時代でも有りました。
もちろん戦いや不文律も一杯ありましたが、みんなが力をあわせて新しい社会を創り出した、
「戦いのない平和な社会」そんな魅力のある時代でした。
これから「喜右衛門のひとりごと」としてコーナーを持つにあたってひとこと
自己紹介など致しました。次回からまず江戸を背景にいろいろ独り言を言います。
よろしくお付き合い下さい。

 
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