織の道を楽しもう

ボクのカンでは

繭の保存 2006年02月10日 14:25
[ ボクのカンでは]

繭の乾燥_s.JPG

屋上に吊るされた袋の中は、
昨年秋に京都・福知山で育てられた繭。
この中に蚕がぬくぬくと眠っている?
イヤ本当は、すでに冷凍保存された繭を冬の寒風の中で、
自然乾燥させているところです。

僕のカンではすばらしい糸が採れるはず!!


*ちなみに、最近は熱風乾燥させて保存するものがほとんどです。
 もちろん、糸が切れないうちに(蚕が蛾になって出てくる時に、
 繭を破ってきてしまうと1本の糸につながらなくなるから)蛹を
 殺してしまうためのものですが、熱風乾燥だと、
 同時に繭の糸の水分も抜けてしまいます。
 後の糸繰りの際にお湯で煮るとはいえ、やはりある程度のダメージは
 否めません。
 他に、塩蔵という方法もありますが、手間もかかります。
 

 
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