織の道を楽しもう

お土産に人気・・・旅の便りに、ポストカード 2006年11月02日 11:34
[ 塩野屋絹だより]

こちらもお土産にも喜ばれるポストカード、全部で8種類。
塩野屋の製造工程で撮影された写真です。


<撚糸工程>
原糸の絹糸を何本か束ねて引きそろえ、糸を撚ります。
写真は、ぴかぴかの糸が糸管に巻かれた状態。
糸かん_s.jpg


<糸繰り工程>ゴコウと呼ばれる枠に巻かれた原糸を、下にある糸枠に巻き取る作業。
いくつも並んだ糸の束がくるくると回り続ける様子はどれだけ見ても飽きません。
ゴコウ_s.jpg


<糸染工程>
染色液に何度も浸けて、目指す色へと絹糸を染め上げているところ。
濡れている糸が艶やかにひかっています。
糸染_s.jpg


<絣括り工程_1>
縦糸に絣柄を染め分けた後、次の経巻という工程に移るために、
”へそ”と呼ばれる状態に巻き上げたもの。
へそ1_s.jpg


<絣括り工程_2>
絣柄を染め分けた糸の表情。
染まったところと染まってないところの際が美しい。
へそ2_s.jpg


<整経工程>
千切に巻きとられるために、糸枠に巻かれた糸がを整然と並んでいるところ。
今はこのプラスチック製ですが、昔は木製でした。
糸枠_s.jpg


<引き染め工程_1>
白生地を伸子ばりで両柱にピンとシワなく伸ばし、
刷毛で染めていく工程。
伸子張り_s.jpg


<引き染め工程_2>
生地を染めるのに染料を含ませる鹿毛製の刷毛
洗った後も刷毛が微妙に染まっていてきれい。
刷毛_s.jpg


京都の旅先からのお便りに、ぜひお使い下さい。
(いずれも¥150/枚)

 
最新の記事
プレスレビュー/日本農業新聞 「地域発 農のデザイン」に掲載されました!
プレスレビュー/nid vol.17「私がこだわる、メイド・イン・ニッポン」
レポート/cafeルシャレさんでの美味しい展示会。
純国産絹の初着でお宮参。
プレスレビュー/塩野屋が「日本経済新聞」に掲載されました!
過去の記事
2010年12月
2010年10月
2010年04月
2010年02月
2009年12月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月

前の記事 織の道を楽しもうTOP次の記事

コメント
1 名前: 井垣惠雄 投稿日: 2006年11月09日 19:54

本日のNHKの放送(ビデオ)ですが拝見させて頂きました。地場産業が衰退して行く中での新たなる試みに日頃おっしゃっておられる「各工程の職人の食扶ちの確保」を思い出しました。これからも
西陣の活性化の為にもご尽力下さい。購入させて頂きました西陣織のコーヒー用ネル大事に使用させて頂いております。これからもいろいろな情報を発信して下さい。

2 名前: 愛媛蚕種株式会社兵頭眞通 投稿日: 2006年11月10日 16:51

見ましたよ。晩秋蚕期の繭なのに春のような大きい繭で安心致しました。農家の方も丁寧に飼育されていることが良くわかります。来年もよりよい蚕種をお届け致します。
今後ともよろしくお願い致します。
ところで武内アナウンサーは愛媛県大洲市出身です。朝7時の首藤奈知子さんも愛媛県です。2人とも愛媛のNHKからあっという間に全国区になりました。


このページの先頭へ