こちらもお土産にも喜ばれるポストカード、全部で8種類。
塩野屋の製造工程で撮影された写真です。
<撚糸工程>
原糸の絹糸を何本か束ねて引きそろえ、糸を撚ります。
写真は、ぴかぴかの糸が糸管に巻かれた状態。
<糸繰り工程>ゴコウと呼ばれる枠に巻かれた原糸を、下にある糸枠に巻き取る作業。
いくつも並んだ糸の束がくるくると回り続ける様子はどれだけ見ても飽きません。
<糸染工程>
染色液に何度も浸けて、目指す色へと絹糸を染め上げているところ。
濡れている糸が艶やかにひかっています。
<絣括り工程_1>
縦糸に絣柄を染め分けた後、次の経巻という工程に移るために、
”へそ”と呼ばれる状態に巻き上げたもの。
<絣括り工程_2>
絣柄を染め分けた糸の表情。
染まったところと染まってないところの際が美しい。
<整経工程>
千切に巻きとられるために、糸枠に巻かれた糸がを整然と並んでいるところ。
今はこのプラスチック製ですが、昔は木製でした。
<引き染め工程_1>
白生地を伸子ばりで両柱にピンとシワなく伸ばし、
刷毛で染めていく工程。
<引き染め工程_2>
生地を染めるのに染料を含ませる鹿毛製の刷毛。
洗った後も刷毛が微妙に染まっていてきれい。
京都の旅先からのお便りに、ぜひお使い下さい。
(いずれも¥150/枚)