蚕を育てられる季節は桑の葉が生えている秋まで。
それ以後は春まで卵の状態で越冬。
でもたまに・・・
孵ってしまう卵があります(笑)。
先週本店の床の間では2つのまぶしが掛けられていました。
寒いとすぐに動かなくなる蚕。
ガスストーブつきです(笑)。
夜中もひたすら糸を吐き続けています。
シンとした部屋で耳を近づけると・・・
ピリピリともチリチリともいえぬ、
緊張感のある音がひっそりと聞こえます。
もう数日頑張って繭を完成させてね。
下記が、蔟(まぶし)。
使われない時はこのように畳まれます。
紙製だけど強くて、何度も使えます。
ちなみに昔はこんな風に藁(わら)でできていました。