今月の京都本店での催しにもお呼びさせていただいた、
着物プロデューサーの中谷比佐子先生。
今までに沢山の着物に関するご著書がございますが、
最近ご出版された4冊を、ご紹介させていただきます。
其の一、「きものを着たら おとな思草(しぐさ) ~着物を通して知る日本の心~」
角川書店 ¥2,500(税別)
タイトルからして、素敵ですね。本のオビには・・・
「”きもの”を通して日本人の本当の姿を思い出し、
それをこれからの世界にどう生かしていくか、つまりは、
きものを通して、日本の国を住みやすくする、
それがこの本の主旨ともいえます。」と書かれています。
中谷さんならではの切り口で語られるお話には、
たくさんの美しい写真や日本画を用いられています。
本来の日本のもつ美しさを再確認させていただけます。
其の二、「十二ヶ月のきもの」
世界文化社 ¥1,400(税別)
日本の生活の基となる暦にも詳しい中谷さん。
一年を二十四節気に分け、それぞれの季節にあわせた
着物とのつきあい方を、なるほど!の説得力で紹介されています。
ちなみに、登場する着物・帯たちは全部中谷さんの
ご愛用品ばかりだとか。
どうりで、いずれも素敵なはず・・・。
其の三、「着付のぬりえ」
春萠社 ¥1,000(税別)
楽しく色をぬりながら、着付をするときの身体のリズムまで
学べるという・・・すごい!
すべて、英訳つきなので海外へのお土産にも人気です。
其の四、「着物のぬりえ」
春萠社 ¥1,000(税別)
東京友禅の7名の作家さんによる意匠で、
色をぬりながらコーディネイトを楽しめます。
自分オリジナルの着物が出来るなんて、
想像しただけでも楽しいですねー。
秋櫻舎さんでは、実際に染めてもらうことの
ご相談にも応じてくださるそうです。
いずれも、楽しく学べる本ばかり。
オススメです!
塩野屋でもお取り扱いがございますので、
ご希望の方は、京都本店へご連絡ください。