雪のちらつく日、西新宿にある
中谷比佐子さん(きもの文化研究家)の事務所・秋櫻舎さんへお邪魔しました。
お玄関では、中谷さんプロデュースのお雛様がお出迎え。
草木染作家・山崎青樹先生の草木染のお着物をお召しです!!
お色のセレクトは中谷さん。
なんとも、お上品なお二人です。
中へ入ると、お着物姿の中谷さん。
なんと、お雛様とおそろいの、草木染めの紬姿!
こちらは、ざくろの実の皮で染められたそう。
チラリと見える八掛は、文久小紋の着物を解いたものを付けたとか・・・。
着物と同様、地色を抑えた縮緬の帯には、みごとな椿が咲いていました。
地色が抑えられた着物姿・・・
外の雪景色とあいまって、お襟や帯〆のアイボリーが優しく暖かく映りました。
そしてテラスには、たくさんの雀達が遊びに来ています!
いつもゴハンをもらっているそうで、ガラス越しにぴょこぴょこと顔を覗かせます。
真冬の季語でもある"ふくら雀”とは、こんなかわいらしさなんだ~、とほっこり。
帯結びの”ふくら雀”も、こんなかわいらしさを出すとよいのでしょうね。
お仕事の打ち合わせも、楽しく盛り上がり・・・
秋櫻舎の皆さま、いつも豊かな時間をありがとうございます。