塩野屋の本シボ柳条縮緬は、ほぼ十五人の職人さんの手技を経て、
やっと一反の織物に仕上がります。
その十五職にちなんで、数年前より織り始めた「十五色縞シリーズ」。
その名の通り、十五色の縦糸を染めて縞にしますが、
縦糸を並べる”整径”という工程を、通常の機械を使った”ドラム整径”でなく、
絣職人・徳永さんの手による整径にて行います。
並べる色の順は変えずに順繰りに・・・、でも、毎回手の勘で採る本数に微妙な差が出て、
優しい曖昧さのある縞となります。
こんな微妙な色加減ができるのも、細い縦糸を使っているから。
↑横糸が入っていないところを見ると、どんなに細い縦糸かよくわかります。
鮮やかな色の糸も、横糸が入りシボの凹凸で落ち着いた風合いに。
今度は、青系の十五色縞があがってきます!
これが、染め上がってきた縦糸!
中でも、このカスレた様に見える染めがどうでるか???
楽しみですね。
ちなみに、鼠(ネズミ)と茶系は男性にも評判でした。
↑ こちらが、その鼠。
ワンランク上の縞としても、幅広い着こなしのTPOをお楽しみいただけます。
是非、お試しください!