織の道を楽しもう

真剣勝負!新柄絣の設計図を前に。 2008年02月19日 16:30
[ 塩野屋絹だより]

過日、京都店の机を挟んで、いつになく?真剣な顔の二人。
(左が絣職人・徳永さん、右が塩野屋・服部)
CIMG4903_350.jpg

前にしているのは、昭和30年過ぎくらいに織られた絣裂を貼り込んだ設計図。
CIMG4904_350.jpg

これをアレンジして、復興柄の新作を織ってみようという相談です。

CIMG4907_350.jpg

「ニイチノミツモロの糸を、90スガ、な。」
「ここんとこと、ここんとこは、このパターンが繰り返しで・・・」
「そやから、こっからここまでは、352+264+1472+432で、2520本や」
実は、計算機が必需品。
そう、織物をするには算数もできないといけないのです。


こっちは、染め色のイメージサンプル。

CIMG4905_350.jpg


右脳と左脳のバランス・・・大切です。


ちなみにこの色柄は、服部が夜行バスで琵琶湖の朝靄の中を走っていたときに
イメージされたものだとか。
どんな風に織り上がりますでしょうか・・・。

徳永さん、新作楽しみにしています!


 
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