会場には、様々な虫のうんこ染めに関するが展示されました。
パネルは読むほどに、ナットク!虫ってすごいなあ~です!
ごあいさつ
「毛虫から緋色を染めるという津和野地方の風説を知り、
ならば植物を食べる虫のうんこからも染められるだろうという浅はかな思いつきから、
”虫のうんこ染め”は始まりました。・・・・薀蓄あるパネルを「ふ~ん」とつぶやきながら
ご観覧いただけると幸いです。・・・・・虫たちに感謝、感謝。」
虫のうんこができるまで
「食べた葉っぱの2/3はうんこになります。
オオゴマダラ5齢幼虫は一日で2.8グラムの餌を食べ、
体重を0.5グラム増やし84粒のうんこをだしました」
虫の消化と吸収
「虫は葉っぱから栄養をとります。・・・・
しかし毒成分や色素は利用されないものが多く、うんことして出されます。」
草木染めのしくみ
「・・・決まった植物の葉を食べ排泄された虫のうんこには、
栄養分として利用されなかった色素が、抽出されやすい小さな葉片として押し固められている」
昆虫糞の利用
「カイコのフンは蚕沙と呼ばれ、リュウマチ・関節痛・神経痛などには内服し、
結膜炎にはフンを煎じた液を点眼する。・・・・」
”ウンコ集め器”だそうです。
オオゴマダラの蝶&幼虫のフン
オオゴマダラのうんこ染め製品
ナナフシ虫、どこにいるのか~???
ナナフシのウンコ染め製品
研究は、伊丹市昆虫館さんです!