織の道を楽しもう

レポート/「虫のうんこ染め展」@伊丹市  ~その2・色んな虫のうんこ~ 2008年10月09日 21:00
[ 塩野屋絹だより]

会場には、様々な虫のうんこ染めに関するが展示されました。
パネルは読むほどに、ナットク!虫ってすごいなあ~です!

ごあいさつ
「毛虫から緋色を染めるという津和野地方の風説を知り、
ならば植物を食べる虫のうんこからも染められるだろうという浅はかな思いつきから、
”虫のうんこ染め”は始まりました。・・・・薀蓄あるパネルを「ふ~ん」とつぶやきながら
ご観覧いただけると幸いです。・・・・・虫たちに感謝、感謝。」
ごあいさつ文_350.jpg


虫のうんこができるまで
「食べた葉っぱの2/3はうんこになります。
オオゴマダラ5齢幼虫は一日で2.8グラムの餌を食べ、
体重を0.5グラム増やし84粒のうんこをだしました」
うんこ①_350.jpg


虫の消化と吸収
「虫は葉っぱから栄養をとります。・・・・
しかし毒成分や色素は利用されないものが多く、うんことして出されます。」
うんこ2_350.jpg


草木染めのしくみ
「・・・決まった植物の葉を食べ排泄された虫のうんこには、
栄養分として利用されなかった色素が、抽出されやすい小さな葉片として押し固められている」
草木染のしくみ_350.jpg


昆虫糞の利用
「カイコのフンは蚕沙と呼ばれ、リュウマチ・関節痛・神経痛などには内服し、
結膜炎にはフンを煎じた液を点眼する。・・・・」
糞の利用_350.jpg


”ウンコ集め器”だそうです。
ウンコ集め器_350.jpg


オオゴマダラの蝶&幼虫のフン
オオゴマダラ糞と成虫_350.jpg


オオゴマダラのうんこ染め製品
オオゴマダラ染_350.jpg


ナナフシ虫、どこにいるのか~???
ななふしドコニ?_350.jpg


ナナフシのウンコ染め製品
ナナフシ糞染_350.jpg


研究は、伊丹市昆虫館さんです!


 
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