会場では、毎日日替わりで各者のトークショーも行われ、毎日熱い時間となっていました!
18日/「養蚕の歴史と現状」服部芳和
消費者の方のご意見も活発な大討論会のような白熱ぶり!?
19日/「源氏物語『浮船』几帳製作を終えて」寺田豊
几帳製作についてのほか、貴重な昔の絞り柄見本裂を見せてくださいました。
20日/「日本刺繍 今と昔・・・そして私の刺繍」森康次
ひと作品ずつ丁寧に説明された森氏。
ちなみに右手の着物姿の方の黒地帯は、森氏作、この時説明中の着物と同モチーフ。
皆様との交流が図れたことは、今回の大変な収穫となりました。
本当にありがとうございました。
来年の京都での第2回展示会に向け、引き続きの製作をいたします。
そのまえに・・・
今回作品のほんの一部分をご紹介。
今回は素材・技の良さを見ていただこうと、色もはんなりと薄め、
すっきりと”引き算”を大切にした作品が多かったようです。
本物の素敵さは、写真ではとても表せませんが、ご参考までに。
森刺繍作品
寺田絞り作品
本シボ柳条縮緬
これらの作品は、塩野屋でお預かりいたしております。
今後は、少しずつ皆様にご覧いただける機会をつくってまいります。
ご覧になりたい方、塩野屋本店へご連絡下さい。
これらの作品をお分けすることも、またこれらをご参考の上、
オリジナルをおつくりさせていただくことも可能です。
みなさまと一緒に、日本の良い絹文化をつくって生きたいと思います。
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ご案内
「日本刺繍と京絞り・・・桜の競演」
2009年1月に森刺繍の生徒さんたちの作品展を寺田絞りさんのお店で開催予定だそうです。
詳細は、こちらをご覧下さい ⇒ 森刺繍
また、森刺繍さんの今年春の作品展の様子が、
現在発売の「きものサロン」誌08-09冬号にて紹介されています。
詳細は、こちらをご覧下さい ⇒ 森刺繍ブログ11/27