3月15日にいよいよ桑の苗木が群馬県から1000本届きました。
250本の苗木が4袋届いたときはびっくり。群馬大竹さんありがとうです。
この17・18日の両日多くの人が、ボランティアで協力をしていただき
無事植え終わりました。天候が不順で畝経ても前日まで出来なくて
心配しましたが、皆さんの精進が良かったので可能となりました。
スコップで穴を掘る服部。株間60センチ・深さ30センチに1000本植えました。
植え終わった壮観の苗木達。植えるとすぐに土から10センチのとこ
ろで切りそろえます。植物は少しハングリーが成長の原点のようです。
仲良し3人組みで、200本は植えてくれました。大阪の箕面から駆けつけていただきました。
1000本を植え終わりみんな一緒に記念写真。
お手伝い頂いた方々本当にありがとうございました。
毎年1000本の桑の木を植えて4年後の後継者を養成する
プロジェクトは始まったばかりですが、名前は決定です。
「京都・繭文化研究会」と申します。
繭からは絹糸はもちろん多くの商品の材料となる物が生まれます。
蚕という昆虫は人間と共に歩むことを決心した類まれな生き物です。
その命をおろそかにしてはならないと思います。
繭から生まれた日本の絹文化をもう一度見つめ直して、可能性を
研究しましょうと会を結成することになりました。
こうして植えた桑の木が毎年1000本育って、
5年後にはその意味が伝わることを夢見て植えました。
一反6畝の土地を提供してくださった
京北町下弓削の草木さんにも感謝です。
塩野屋ファームという名前で今後もレポートしたいと思います。