織道楽 塩野屋が今年の春、京都市内の畑に植えた700本の桑の苗木、
この苗木は、群馬県富岡市の「栽桑園」さんから分けていただいたもの。
12月始めに、大竹さんご夫妻を訪ねてきました!
大竹家は、もとは代々にわたり、養蚕農家でしたが十数年前に辞め、
現在は、桑の苗木と桑葉の加工、タマネギ生産などをされています。
特に、桑の苗木屋は日本全国でも稀少となり、
今でも年間30,000本を作っているそうです。
近年では、美智子様の御親蚕のため、皇居へも納めていらっしゃるとのコト。
蚕糸に長く関わるお仕事で、「蚕糸功労賞」ほか、たくさんの表彰もされています。
桑の苗木を作るには、桑の実から採った種で苗を育て、
少し大きくなったところで成木と接木をします。
しっかりと接げて、90cmほどの高さとなったところで、出荷されます。
桑苗を前にお話の大竹さん(右)。パワフルです!
奥さまの綾子さんも、とてもマメ!
手にしているのは群馬県名産の、ご存知”下仁田ネギ”。
桑葉入饅頭をつくってご馳走してくださいました。美味しかった!!
軒下には、干し柿・・・。きれいに並んでいます。
栽桑園さんのある群馬県富岡市は、近年中に
富岡製糸工場跡が世界遺産になる予定盛り上がり、
ますますお忙しくなりそうだということです。
お身体気をつけて、ますますがんばってください!
コチラでも、大竹さん記事読めます → 読売新聞