織の道を楽しもう

群馬県富岡市、桑の苗木屋「栽桑園」さんを訪ねました! 2007年12月20日 16:34
[ 塩野屋絹だより]

織道楽 塩野屋が今年の春、京都市内の畑に植えた700本の桑の苗木
この苗木は、群馬県富岡市の「栽桑園」さんから分けていただいたもの。
12月始めに、大竹さんご夫妻を訪ねてきました!

大竹家は、もとは代々にわたり、養蚕農家でしたが十数年前に辞め、
現在は、桑の苗木と桑葉の加工、タマネギ生産などをされています。
特に、桑の苗木屋は日本全国でも稀少となり、
今でも年間30,000本を作っているそうです。
近年では、美智子様の御親蚕のため、皇居へも納めていらっしゃるとのコト。
蚕糸に長く関わるお仕事で、「蚕糸功労賞」ほか、たくさんの表彰もされています。


桑の苗木を作るには、桑の実から採った種で苗を育て、
少し大きくなったところで成木と接木をします。
しっかりと接げて、90cmほどの高さとなったところで、出荷されます。
CIMG4740_400.jpg
桑苗を前にお話の大竹さん(右)。パワフルです!


奥さまの綾子さんも、とてもマメ!
CIMG4746_400.jpg
手にしているのは群馬県名産の、ご存知”下仁田ネギ”。

CIMG4756_400.jpg
桑葉入饅頭をつくってご馳走してくださいました。美味しかった!!

CIMG4737_400.jpg
軒下には、干し柿・・・。きれいに並んでいます。


栽桑園さんのある群馬県富岡市は、近年中に
富岡製糸工場跡が世界遺産になる予定盛り上がり、
ますますお忙しくなりそうだということです。
お身体気をつけて、ますますがんばってください!

コチラでも、大竹さん記事読めます → 読売新聞


 
最新の記事
プレスレビュー/日本農業新聞 「地域発 農のデザイン」に掲載されました!
プレスレビュー/nid vol.17「私がこだわる、メイド・イン・ニッポン」
レポート/cafeルシャレさんでの美味しい展示会。
純国産絹の初着でお宮参。
プレスレビュー/塩野屋が「日本経済新聞」に掲載されました!
過去の記事
2010年12月
2010年10月
2010年04月
2010年02月
2009年12月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月

前の記事 織の道を楽しもうTOP次の記事

コメント

このページの先頭へ