2007年05月17日
5月10日 今年初めての養蚕 ~掃き立て~
[塩野屋絹だより]
5月10日
今年初めての養蚕が、京都府福知山市で始まりました。
まずは蚕が卵の状態でシートに貼り付けられて
蚕種屋さんから養蚕農家(京都府・福知山市)に送られてきます。
なんと、宅配便です!

シートを開けて蚕が孵っている事を確かめます。

黒く細長いのが、赤ちゃん蚕。白い粒粒が卵の殻。

新芽の桑の葉を小さく切ってシートの上から与えます。

これが”掃き立て”という作業で、蚕が初めてのゴハンを食べる時です。
ほうきを使って蟻蚕(ぎさん。=蚕の赤ちゃん)を掃いたことから、
そういう呼び名なのでしょう。

野村さんが、まだ柔らかな新しい葉を選んで、丁寧に刻んであげます。
離乳食、というところでしょうか。
蚕種屋さんはこの日を計算して卵を孵化させる日を決めます。
これから3日くらいで、1回目の脱皮をして2齢になります。

↑1齢2日目
*ご参考までに*
↓下記は2齢。

↓下記は5齢(糸を吐き出す前の状態)。

綿棒の大きさと比べるとよく成長が分かります。
生まれて3週間で、約1万倍の大きさに成長します。
投稿者 orihanzo : 01:22
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レポート/台所草木染染色@つぶつぶカフェ ~3~
[塩野屋絹だより]
番外編・・・
その1.”つぶT”も草木染め。
こちらは大谷さんと塩野屋社長の2ショット!

大谷さんが着ているのがつぶつぶカフェオリジナルの
オーガニックコットンTシャツ。
社長が着ているのは、皆さんが染めた染料残液3種をミックスして染めてみた
草木染め上げTシャツ、なかなかいい感じです。

+++++++++++
その2.”浄肌衣”染め直し
スタッフ宮沢が何年も着続けた浄肌衣下着、2枚。
生地がとろっとして、最高の肌触りになっていますが、
さすがに、シミ有り、ほつれあり・・・かわいそうな状態です。

これでも元は、きれいな梅朱色とよもぎ色だったのですが(笑)。
つぶつぶTシャツ同様に、残液染めをしてみました。

こちらも中々いい色!
やはり、コットンよりシルクが良く染まります。
シミもわからなくなり、生地もまた少し元気になったよう。
あとは、つくろって、また大事に着ようと思います。
皆様も、ご自宅で玉ねぎの皮、ビワの葉、紅茶・・・
何でもお台所で染め直してみてはいかがでしょう。
または、塩野屋までご相談もお受けいたしております。
投稿者 orihanzo : 01:09
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レポート/台所草木染染色@つぶつぶカフェ ~2~
[塩野屋絹だより]
ワークショップ当日~~~!
参加者のみなさま、それぞれタオル、マフラー、マスク、靴下・・・
いろんなものを染めてみました。
どう見ても、お料理中?(笑)



染め上がったら、外でパタパタと・・・あっという間に乾きます。

濡れている時は、色が濃い目に見えるので、
乾かして色を確認!これでよいか?もう1回染めるか???
悩みどころです(笑)。
最後は皆で身に着けて、記念写真!



お料理教室の忙しい合間、大谷さんもトライしてくださいました。

光沢のある練貫(ねりぬき)生地に大好きな紫2色、
何度何度も色を重ねました。

できあがり!大満足!!!

スタッフの皆さんも、とても楽しんでくださり、もっと他のモノも染めてみたい~と!(笑)
今回の残液を使っていただけるように、お預けしてきました。
あれから、どんな作品が出来上がったでしょう?
次は、雑穀染めもやってみようか!?などかなり、話が盛り上がりました。
参加者のみなさま、どうもオツカレサマでした!
ご興味おありの方、またの機会に是非ご参加下さい!
投稿者 orihanzo : 00:55
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レポート/台所草木染染色@つぶつぶカフェ ~1~
[塩野屋絹だより]
雑穀料理で有名な大谷ゆみこさんのショップ&カフェの
”風の舞う広場”で、塩野屋展を開催してくださいました。


静かな住宅街にありますが、自然素材で作られた店内は、
明るくほっとする空間。

今回はワークショップ「台所草木染染織体験」を企画!
開催前夜に、スタッフさん達と一緒に打合せ、絹レクチャー&
ワークショップの下準備。
雑穀&お野菜のゴハン付きでした。

ラッキー!おいしくご馳走になりました。
今回は3種類の染色材を準備。
左から 蘇芳(すおう)、刈安(かりやす)、丁子(ちょうじ)。

寸胴鍋で炊き出しておきます。

染料が煮詰まったら、材料をザルで漉して、きれいな染料を作ります。
白生地数種のうちから、染めたい物を選んで好きな長さにカット。
染ムラを防ぐ為、まずは軽く洗って水を含ませます。

軽く絞って染材の中へ。

ムラにならないよう、しばらくかき混ぜます。

しばらくしたら、取り出して絞り、次は媒染剤へつけます。


ここで染材と媒染剤が反応し、色が変わります!
これを何回も繰り返し、好みの色へ近づけます。
みんなお料理しているように、楽しそうでした!

投稿者 orihanzo : 00:41
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2007年05月09日
レポート/レポート/神楽坂展示会 ~2~ お着物姿アルバム
[塩野屋絹だより]
今回のお着物姿アルバム。
まずは、キヨズキッチンのきよさん(左)とみどりさん(右)。
キヨさんの取材用写真を御召着物姿でという、撮影の合間です。

キヨさんは着物の下にお洒落な衿のついた白のシャツで、個性的に!
みどりさんは、今日は久米島紬、ピンクで春色コーディネイトになっていました。
小林様は以前おつくりいただいた矢絣姿をモノトーンで。

残ったハギレでお仕立した鼻緒のお履物に合わせ、
足袋も矢絣をみつけられたとのことで、フルセット矢絣です。

お見事~!
高木様は、以前おつくりいただいたハケ無地のお着物に、斜め絣の帯。

帯姿も素敵です!

(この帯のお仕立ての時も、どこにどの柄を出すか・・・
と、一生懸命お考えいただきました。)
他にも、撮りそこねてしまった素敵なお着物姿も。すみません。
また次回!お楽しみに。
投稿者 orihanzo : 14:41
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レポート/レポート/神楽坂展示会 ~1~ 三原和裁さんをお招きして
[塩野屋絹だより]
遅ればせながら・・・4月神楽坂での展示会、
皆様ご来場ありがとうございました!
いま話題の街、神楽坂は噂どおり、とても賑わっていました。

毘沙門天ではおみくじの花&藤の花が。

若いチンドン屋さんたちの姿も。
週末には、京都から三原和裁のご夫妻がいらしてくださり、
お客様の寸法をお一人ずつ採寸。
その方の体型の特徴、着方のご希望を伺っていただきました。
反物からどのように柄をとるか、
仕立のデザインもあれこれアドバイス。

↑個性的な縦縞のデザイン。何通りにも考えられます。

↑塩野屋では珍しい染加工の横段柄。はぎ合わせの位置で印象が変わります。
三原さん(左)と、小林母娘様(中お二人)、代表服部(左)
こうして、お客様と職人さんが仲良くなっていただけ、
お互い嬉しかったとご感想いただきました。
楽しかったですね!
また、養蚕のお話、京都産繭からのモノ創りのお話会では、
一般のお客様をはじめ、多摩シルクの境さん・桜井さん、
JAの安藤さん、大日本蚕糸会の草野さん、
農林水産省の真鍋さん・廣瀬さんほか
たくさんの関係者の方もいらしていただきました。
ありがとうございました。

↑JA安藤さま(左)と、代表・服部(右)
投稿者 orihanzo : 12:17
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