2006年09月30日
店頭養蚕 ~上族(じょうぞく)~
[塩野屋絹だより]
京都ショップの今年最後の蚕たち、
最後の5齢まで桑葉を食べ続けました。

(こんなにそっくり返っても苦しくないみたいです。笑)
そして店頭の回転蔟(かいてんまぶし)にて、
無事、営繭(えいけん)しました。
そろそろ・・・という時期が来ると体の色がクリーム色に透通り始め、
ウロウロと隅に行って繭を作る場所を探し始め、
その辺に糸を吐き始めます。
そうなったら、このような蔟に移してやります。
⇒ これを上族(じょうぞく)させるといいます。
すると・・・

蚕は上へ上へのぼる習性がありますので、
どんどん上り始め、しばらくウロウロ・・・。

自分の気に入った場所がみつかると糸を吐きつけ
足場を組みます。

そして大体できた!というところで、
最後にお尻を枠の外にピッと出して
一生分ためていたおしっこをします。すごい!
それからが本番。
後は切れない様に糸を吐き続けます。
だんだんと繭の形となり、
繭層が厚くなり、中が見えなくなります。

何度見ても神秘的です!
投稿者 orihanzo : 16:55
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座繰り体験
[塩野屋絹だより]
9月23日
京都府・舞鶴市から小学校の先生をされているH様がいらしてくださり、
座繰り体験をされました。
小学校の授業で蚕を飼ったので繭になったものをどうしようかと、
群馬県の”日本絹の里”までお勉強に行かれたそうですが、
そのときは座繰り体験が出来ず、先方で
「京都の塩野屋さんをたずねてみたらどうですか?」とご紹介くださったそうです。
H先生いわく、「灯台下暗しですね」(笑)。
ということで、座繰り体験が始まりました!

京都産生繭から引いた糸は、とってもキレイに糸枠に巻き取られました。
本当に、ピカピカでした!
そして、巻き終わりにもびっくり・・・
最後までするすると糸が引きやすかった上、最後の薄皮のような部分が
本当に少なく、キレイな蛹&脱皮した皮が残りました。

生繭から糸を引くということの良さが、簡単な座繰り体験からもわかりました。
(きっと、いい織物もできるはずです!)
さらにちょうど店頭にいた蚕たちや、糸、反物、製品をご覧いただき、
これから子供さんたちに出来た繭についてどんな加工をしたらよいか色々ご相談。
先生ご自身が本当に楽しそうでしたから、
きっと生徒さんたちも楽しんで繭で遊んで、お勉強してくれるでしょう。
遠路より一日、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
投稿者 orihanzo : 16:29
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商品情報/御召鼻緒いろいろ、できました!
[塩野屋絹だより]
塩野屋の御召着物地からつくられた鼻緒。
様々な柄ゆきが揃いました。
グラデーションシリーズ ・・・無地ではないので微妙な色合いがきれいです。

絣柄シリーズ ・・・かわいい小絣各種。こんなかわいいの他所にはありません。(笑)

縞シリーズ ・・・あわせやすいお色めから、個性的な縞まで。

モノトーンシリーズ ・・・縦横さまざまにシックなシリーズです。

TPOによって、素敵な台をあわせてくださいね。
例えば、こんな感じです。
エナメル草履台にあわせて。

エナメル草履台にあわせて。

白木下駄にあわせて。

畳表台にあわせて。

ココに掲載されていないお色柄もまだまだあります。
いずれも限定数の製造なので、お早めにどうぞ~!
お値段は、¥10,000~です。
*鼻緒も専用箱付きなので、プレゼントにもおすすめです。
男物も少々ございます。


*一部商品、10/4~の神楽坂展示会でもご覧いただけます。
是非お手にとってご覧いただき、オリジナルのお履物に仕上げてください!
投稿者 orihanzo : 16:12
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2006年09月17日
収穫と苗植え
[塩野屋絹だより]
和知の農場に収穫とジャガイモとねぎの苗植えに行ってきました。

ジャガイモの種イモを植えるために畝を整えているところ。
畝が美しいところには良いジャガイモが出来ます。
帰りには今度京北町で借りる一軒家を探しに行きました。
良いところが見つかりそうです。
投稿者 orihanzo : 19:33
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2006年09月16日
お取引先様の工程ツアー
[塩野屋絹だより]
東京から夢やさんの河原井親子が夜行バスで来て柳条縮緬工程ツアーに参加されました。
合せ撚糸の西村さん・本より撚糸の池田さん・のり付けの渡辺さん・引き染の大本さん・絣括りの徳永さんをツアーしました。


夜は本シボ職人の会で遅くまでこれからの職人の世界のことなどみんなで話し合いました。
河原井親子さんもいろいろ感じたことでしょう。
また意見をまとめて後日報告します。
投稿者 orihanzo : 23:29
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2006年09月15日
弓削の家
[塩野屋絹だより]
15日は京北町に塩野村の基地になる家を探しに行きました。
大きな灯篭と北山杉の台杉が庭にあるこじんまりとした家が良いですね。

投稿者 orihanzo : 18:25
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2006年09月14日
桑の葉収穫
[塩野屋絹だより]
今日は京都工芸繊維大学の農場に、正親小学校の4年生クラスと桑の葉の収穫に行きました。

桑の葉は子供の背丈の数倍もしていて桑園の中に分け入り、男子生徒は探検気分で葉っぱをもいでいました。
今彼らが3頭づつ育てています。
つかむ・向かう・生かすの総合学習での一環です。
塩野屋の代表服部も特別参加というより行こう行こうと先生に斡旋して実現しました。
子供らに一物全体・身土不二を教えたいと頑張って同行しました。
投稿者 orihanzo : 19:23
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2006年09月13日
保育園での養蚕飼育の試み
[塩野屋絹だより]
たかつかさ保育園の園長さんがこんどの20日(水)午後2時から
「保育園での養蚕飼育の試み」と題して講演と報告を頂きます。
この日は」園長の藤井さんを訪ねて打ち合わせに行きました。
にこやかに話される写真を見てください。

子供の頃の教育や情緒の発育に蚕の飼育を通じて、センスオブワンダーを感じるようなプロジェクトです。
みなさんどうぞ参加下さい!
絹珈琲とシフォンケーキ付きです。1000円。
投稿者 orihanzo : 18:19
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2006年09月12日
全員集合!
[塩野屋絹だより]
福知山の養蚕農家に今年から蚕を育てていただいておりますが
雑誌の取材のために全員集合したときの写真です。

皆さんご夫婦で出席されました。
みんなの笑顔がこれからの養蚕飼育の励みになります。
よい織物を創らねばならないと後押しされる思いでした。
投稿者 orihanzo : 22:20
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2006年09月11日
手織り体験
[塩野屋絹だより]
手織り体験に東京から来られた開内(ひらきうち)さんが見事数時間で裂き織の生地を織られました。
スタッフの石井も大喜び。
教え概があるセンスのよい開内さんでした。

投稿者 orihanzo : 23:17
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2006年09月10日
大雨の和知
[塩野屋絹だより]
9月10日は日曜日で朝から和知の畑へ行きました。
あいにく大雨で畑に入れず、大根を少し種まきしただけで、収穫少々
こんな日もありますわいな!

ミニトマトに隠れる大丸冬瓜

大雨で浸水した服部畝

見事な山田師匠の不耕起畑
投稿者 orihanzo : 19:01
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2006年09月09日
蕎麦打ち実演
[塩野屋絹だより]
蕎麦打ち職人の師匠今井さんが塩野屋の店で蕎麦打ちを実演してくださいました。
もちろん実食も有りです。
今回はシルクのセリシン水を入れての蕎麦打ち。
見事成功でした!
粘り気があり、蕎麦が薄く延びて打ちやすかったとか。
これからの蕎麦うちに欠かせない絹のパワーが効果を見せました。
蚕に感謝!

蕎麦打ち1

蕎麦打ち2

蕎麦打ち3

蕎麦切り1

蕎麦切り2

実食!!
投稿者 orihanzo : 21:58
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工程ツアー
[塩野屋絹だより]
合せ撚糸の西村さん、酵素練の寺井さん、絣括りの徳永さん、他2軒を
朝から夕方までかけて密度の濃いツアーでした。
みなさん「職人技はすごい!」の連発でした。

仕上がった撚糸糸

西村さんの弟さんご説明

手酵素練

経巻き説明

梯子と経巻き
投稿者 orihanzo : 20:57
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2006年09月08日
天井八丁湿式撚糸
[塩野屋絹だより]
御召しヌキの撚糸・天井八丁湿式撚糸と言って、江戸時代の中頃開発された、水を使う撚糸技術で今も大切に伝承されています。

野村さんとこの上州式貫

野村さんとこの諏訪式貫

本撚り撚糸製造中
話は変わって、明日は柳条縮緬の工程ツアーを行います。
9月16日も二回目しますので、ご参加下さい!
お土産付で美味しい昼ごはんも食べられます。8000円です。
投稿者 orihanzo : 22:44
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2006年09月07日
経糸用の撚糸!
[塩野屋絹だより]
春の繭からやっと経糸用の撚糸が仕上がってきました!

野村さんとこの上州式

野村さんとこの諏訪式
この純国産絹糸、職人さん曰く、
・白い
・つやがある
・切れにくい
・しっとりと粘り気がある
さてドンナ織物が出来るのでしょうか?
投稿者 orihanzo : 22:40
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2006年09月06日
蚕ボックス
[塩野屋絹だより]

今日は錦秋×鐘和の蚕を飼育している蚕ボックスを紹介します。
二、三日すると写真に写るくらいに大きくなりますが
今はまだ赤ちゃんで湿度80%・温度27度くらいを維持して
桑の葉を小さく切って一日3回あげています。
投稿者 orihanzo : 21:28
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2006年09月05日
小学校で蚕のお話
[塩野屋絹だより]
今日は正親小学校に、錦秋×鐘和の1令蚕を100頭持参で
蚕の育て方について講義に行きました。
初めての試みで先生や父兄も参観しておられ緊張気味でしたが、子供たちの興味と好奇心で
大成功に終わりました。

担当の山田先生は24歳の新進気鋭。
総合学習で触れる・向かう・生かすがテーマの時間でした。
服部は一物全体を子供たちに理解してもらうべく、地球の歴史46億年の話から4大文明の繊維の話や
1時間半喋り捲りました。

こんな様子です。
投稿者 orihanzo : 20:33
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2006年09月04日
桑園比べ
[塩野屋絹だより]
今日は福知山の桐村さんの桑園と
京都工芸繊維大学の桑園比べ。

桐村さんの桑園。

京都工繊の桑園。
どちらもすくすくと育ち
秋蚕の食べごろを迎えています。
上から5枚目から10枚目が美味しい新芽の
桑葉で掃き立て蚕にはここを1センチに切って食べさせます。
投稿者 orihanzo : 22:11
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真夏も真綿!???
[塩野屋絹だより]
先週、生まれて初めて?夏風邪なるものをひきいてしまいました。
だるいなぁ、と思っていたら夜から少々熱が出たのですが、
翌日はどうしてもの用事あり。
で、たくさん水分とって真綿(もちろん絹です!)を素肌に直接着込んで、
さらに浄肌衣を着て、布団をかぶって眠り込みました。
これ真夏の格好じゃないよ~という姿でした
(お見せできないのが残念。笑)。
ちなみにこれが、その真綿。
袋真綿を引き伸ばして何枚も重ね、首&両手をニョキッと出せるよう
くりぬいたものです(手作りのモノをいただきました)。

結構な厚みがありますが、これ1着でたった40g位。

もちろん、寝てる間に大汗かいたはずですが・・・
朝まで快適に眠り続け、そしてほぼ治ってしまいました。
お蔭様で翌日は無事に用を足せました。
恐るべしっ!絹力!
日本には昔から”背負い真綿”なるものがあり、
冬に背中にしょわせて寒さをしのいでいました。
また、風邪を引いたら首に直接巻く、ということもよくされていました。
下着と上着の間に挟むようにすれば、ほとんどずれることもなく、
糸くずが残ることも無く便利とのことです。
けど!やっぱり直接肌につけるのが何よりも効果的だし、
なんとも、気持ちよいのです!
ちなみに、お洗濯は・・・
しばらくは陰干しだけでOKだそうで、
気になったら押し洗いしたらよいそうです。
(確かに、あれほど汗かいてもどうもなっていないみたい!?)
織物を絹を知れば知るほど、素材の力に改めて驚きます。
投稿者 orihanzo : 16:30
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2006年09月03日
蚕の里親制度スタート!+お店に新コーナー
[塩野屋絹だより]
今日は蚕の里親制度の一番目のお客様来店。
お茶のお稽古で先輩のご主人の末っ子さん(小学一年女性)が
又昔×C5の蚕一令3頭を持ち帰られました。
元気に育つんだよーん。
ちなみにリニューアルオープンした店内を・・


繭の4色染め上がり・新商品です。繭一個50円いかが?

投稿者 orihanzo : 18:57
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2006年09月02日
掃き立て
[塩野屋絹だより]
今日も朝から福知山の桐村さんと野村さんの2万頭の蚕の掃き立てを写真取りしてきました。
掃き立てとは蚕種屋さんから届いた蚕のシートをゆっくりと開封して卵から孵ったばかりの蚕に桑の新芽を初めて食べさす儀式です。

輸送中に卵から孵るように設定されているのもすごい技術です。
びっしりとうごめく蚕に葉をやり水分たっぷりの状態で一日3回葉を毎日やります。

これから一ヶ月間は蚕様様で毎日が暮れます。
母の名を錦秋・父の名を鍾和と申します。
投稿者 orihanzo : 19:53
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2006年09月01日
大根とかぶら
[塩野屋絹だより]
今日は朝から和知まで塩野屋の畑へ行ってきました。
今は秋野菜の種まきの時期ですから、大根とかぶらを種まきしましたのが
芽を出していました。雨が数日前に都合よく降ったので双葉が全開です。

投稿者 orihanzo : 19:47
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商品情報/風羽シリーズ 絣柄第2作目!
[塩野屋絹だより]
夏にご好評だった今年の新柄風羽・絣柄「壷垂(つぼたれ)」は、
涼しげにうすいグレー系でシックにまとまっておりました。

(*壷垂れ柄のスカート&ワンピースはコチラをご覧下さい。
⇒ 松屋レポート)
そして絣柄第2弾がコチラ・・・

赤の入ったかわいらしい柄、アーガイル?
いえいえ・・・これも、和名「鳥襷(とりだすき)」という名がついております。
交差した柄を***襷と呼ぶそうですが、
斜めのラインが、鳥が羽を広げたような感じなのでしょうか。
(ちなみにこの写真は、絣柄をつくる”梯子(はしご)”という機械に
絣を括って染め上げられた縦糸が架かっている状態です。)
この柄でのお仕立てリクエストなど、お待ちしております!!!
投稿者 orihanzo : 12:20
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